一般社団法人日本ミニチュアシュガー協会 代表理事の阿部洋子です。
シュガークラフト歴20年以上製菓学校で常勤講師を8年4カ月間させていただき、多くの作品を作りながら人に教える事を含め色々な事を学んできました。
~ミニチュアシュガーを始めたきっかけ~
シュガークラフトは、19世紀の英国において華麗で優美な貴族のお菓子でした。
近年流行っているアイシングクッキーやデコレーションされたカップケーキの技術には、シュガークラフトと重なる部分が沢山有ります。
大分身近になってきたとは言ってもまだまだ敷居の高いイメージの有るシュガークラフトです。
そこでもっと気軽にたくさんの人と楽しむ為にと考えたどり着いた答えが、シュガークラフトの素晴らしい技術を取り入れながら小さなサイズにする事でした。
小さくすることにより手軽に飾ったりギフトにし易く身近なものとしての生活芸術のミニチュアシュガーが誕生しました。
「沢山の人達と一緒に気軽に楽しむ」を実現させたい想いで始めたのがきっかけです。
~作品への想い~
子どもの頃絵本を読んだりお人形遊びやおままごとが大好きで今でもアンティークのベビー雑貨やミニチュアに囲まれた生活をしています。
お砂糖で作るキャラクター達の持つ表情や仕草は、お砂糖のペーストで作ったりアイシングクリームで一つ一つ命を吹き込むように絞ります。
ファンタジーの世界から抜け出して今にも動き出しそうなそんな夢のある作品作りを目指しています。
この二つの想いに共感してくれた仲間と共にこの協会を立ち上げました。
皆様にもこの協会を通じてミニチュアシュガーの基礎技術を学び様々な生活シーンで活かせるこの芸術を広める仲間として楽しく活動して頂きたいなと思っています。